ニキビ・ニキビ跡治療

ニキビ治療は継続することがポイントです
学割制度があります

【学割対象メニュー】
GO-VCローション
リン酸型ビタミンCローション(VCローション)
ロアキュタン(イソトレチノイン内服)
ニキビ用 ホームケアー用ピーリング液
ケミカルピーリング+ビタミンイオン導入
学生証持参の22歳以下の方限定
学生証をご持参されてから割引になります
学生証をご持参いただけない場合は学割対象になりません
資格喪失時以降は学割の適用はありません
他の割引制度と併用できません

ニキビの発生にはいくつかの過程があります

その過程ひとつひとつに対して、医学的根拠のある治療を行います。
欧米では標準的な治療薬とされているにもかかわらず、日本では未承認の薬剤も多く、未だ“日本はニキビ治療の後進国”の状態です。当院では、2016年に発表されたアメリカ皮膚科学会のニキビ治療ガイドラインを参考にしながら、患者さまのライフスタイルに応じた治療を行います。
最新ニキビ治療ガイドラインin USA
2016年2月にアメリカ皮膚科学会が、“ニキビ治療の新ガイドライン”を公表しました。315編の論文をもとに作製されたものです。

2006年に出版された日本の医学書“にきび最前線”に、“ニキビ治療の現状:治療の武器が少ない日本の特殊性”という目次があります。10年経過し(2016年現在)、いくつかのニキビ治療薬は承認されました。が、海外では標準的な治療薬なのに、未だ、日本では承認されないものが数多くあります。多くの臨床医が、国内で入手できる治療薬だけでやりくりしていますが、その結果には限界があるように思います。

ニキビの研究会を立ち上げているドクターが、この現状を“ガラパゴス状態”と書いています。当院では以前より、欧米のガイドラインに沿った治療を行っています。これで、ほとんどのニキビに対応しています。※2016年配信のドクターコラムを一部修正して記載しています

ニキビ治療方法[A] レチノイド、ケミカルピーリング

皮脂が詰まる原因となる角質をコントロールするとともに、お薬の浸透性をアップします。
下記の方法で角質(角層)をはがし、お肌の生まれ変わりを早めます。
1.AHA(グリコール酸)
2.BHA(サリチル酸)
3.トレチノイン、アダパレン(ディフェリン)

ニキビ治療方法[B] 抗菌 抗炎症作用治療

ニキビの原因菌(アクネ菌)を殺菌し、炎症を鎮める治療です。
1.ダラシンローション、ダラシンゲル
ニキビの原因菌(アクネ菌)の繁殖を抑えて殺菌する働きがあります。院内調剤したアルコール基剤の高濃度ダラシンローションは、皮脂親和性が高く、ゲル基剤のものより効果的です。

2.抗生物質内服
抗生物質は、特に女性のカンジダの発生、腸内フローラへの影響などを考慮し、限られたケースのみ処方しております。

ニキビ治療方法[C] 活性酸素除去治療

ニキビの原因のひとつ、活性酸素を除去する治療です。
1.リン酸型ビタミンC
有効成分の導入として、イオン導入、エレクトロポレーション(アクシダーム)を行います。

ビタミンE
ビタミンCとの相互作用で活性酸素を除去します。これまでは、ビタミンCとEをひとつのアイテムに入れることは難しいとされてきましたが当院では2種類またはそれ以上のビタミンを配合したローションやジェルを用意しています。

ニキビ治療方法[E] 皮脂分泌を減らす抗男性ホルモン作用治療

アキュテイン・ロアキュタン・イソトレチノイン
海外では重症例や難治性のニキビに対しては第一選択薬となっている薬剤です。
4ケ月程度の内服でニキビが改善治癒するケースがほとんどです。
日本では本薬剤を含め、海外の標準的治療薬が保険適用になっていない問題があります。

ニキビ治療方法[F] ニキビの原因のひとつ、男性ホルモンに対応する治療

1.女性ホルモン含有クリーム
女性ホルモンとビタミンCを作用させ、ホルモンバランスを整えながら、お肌の酸化を防ぎます。
2.低容量ピル内服[当院では処方していません]
低容量ピルが、ニキビ治療に有効な場合がありますが、血栓症などの生命にかかわる副作用が発生するリスクもあります。処方前に婦人科にて、検査を受けることをおすすめします。
3.アルダクトン(スピロノラクトン)内服[当院では処方していません]
血圧を下げる薬ですが、抗男性ホルモン作用もあるため、女性のあご周りのにきび治療にも用いられます。ニキビ治療薬として処方する場合は、健康保険は使えず、自由診療となります。

ニキビ治療方法[H] ニキビ跡治療

赤み、色素沈着、クレーター・アイスピック状の凸凹の改善方法
1.まだ赤みがあり炎症が残っている状態であれば、ニキビ治療と同様の治療を行います。赤みだけが強く残る場合にはジェネシス、ライムライトが有効です。

2.炎症後の色素沈着 主に外用薬による治療を行います。
トレチノイン療法:トレチノイン(ビタミンA酸)・ハイドロキノン、リン酸型ビタミンCの外用
ケミカルピーリングとビタミンCのイオン導入

3.クレーターのようになってしまったニキビ跡
クレーターのようになってしまったニキビ跡にはフラクショナルCO2レーザー(CO2RE)やケミカルピーリング(含TCAピーリング)、各種ビタミンイオンの導入でお肌のコラーゲンの生まれるのを増やしたり、プライミング(1~2ヶ月のクリーム治療)の後にリサーフェシングを行います。また、患部の状態によっては手術的に痕を切り取って、細い糸で縫合する方法を選択する場合もあります。

ニキビ治療方法[I] 栄養面からみたニキビ治療

皮膚はヒト最大の臓器で、当然のことながら、[We are what we eat(私たちは食べたものから出来ている)]と言われ、おもに食事からの栄養素によって養われています。

今のところ、特定の食品とニキビとの因果関係は明確にされていませんが、必要な栄養素が不足した場合や有害物質が体内、特に皮膚に蓄積すれば、皮膚の状態は悪化します。

必要な栄養素の不足、有害ミネラルの蓄積などは血液検査や爪ミネラル検査で知ることができます。
1.腸内環境を整える
体内に必要なものを吸収し、不要なものを便として排出することはもちろんですが、腸内細菌はビタミンB群やビタミンH(ビオチン)を産生します。これらのビタミンは健康な皮膚の維持に欠かせません。

2.ビタミンAとビタミンEの併用
ビタミンAを大量に摂ることは、ほとんどのニキビに対して大変効果的です(イソトレチノイン)。副作用が気になる方には、ビタミンAの摂取量を控えめにし、ビタミンEを併用することをおすすめします。ビタミンEはビタミンAの分解を遅くします。

3.生理前症候群(PMS)対策にビタミンB6やマグネシウムの摂取
生理前症候群(PMS)の一症状として、ニキビが増える方がいらっしゃいます。ホルモンバランスの悪化には違いないのですが、ビタミンB6やマグネシウムの摂取で改善することが多いのも事実です。これらは体内でホルモンはもちろん、多くの代謝に関与しています。生理前1週間から生理中にこれらを摂取していただきます。

4.亜鉛とセレン
これらはともに免疫力のアップに有効です。亜鉛は悪玉の男性ホルモンの産生に関与する5α-リダクターゼの活性を抑制します。セレンは活性酸素を消去するグルタチオンペルオキシダーゼの産生に欠かせないものです。これはビタミンEと協力して過酸化脂質の産生を抑え、ニキビの改善に効果を発揮します。

5.パントテン酸
パントテン酸には皮脂を減らす働きがあります。

6.飽和脂肪酸を減らして、不飽和脂肪酸をバランスよくとる
飽和脂肪酸を減らして、不飽和脂肪酸をバランスよくとることが、皮膚のみならず、体中の細胞レベルの健康に非常に役立ちます。常温で固体の脂はやめて、植物由来または動物由来の新鮮な脂をとりましょう。

ドクターより
「国内外問わず、有効と考えられる治療方法を行います。また、ニキビ治療はある程度続けないと結果が得られないケースもありますので、価格設定に考慮したり、学割制度も用意しています。」

このような方に ニキビ、ニキビ跡
毛穴が気になる
オイリースキン・脂性肌・テカリ など
所要時間・回数・期間など ほとんどの方が3~4ヶ月でかなり改善します
施術について カウンセリング当日の治療 : 治療法により異なります
メイク :治療法により異なります
洗顔 : 治療法により異なります
入浴 :治療法により異なります
効果持続期間 一旦治った後は、再発予防と美肌の為にご自宅でのスキンケアをおすすめします。
(アクシダーム)副作用・合併症の可能性 ・薬剤のアレルギー反応 
・施術は味覚神経を刺激するために、口周囲の施術時に苦味を感じることがあります。
・アース部分の皮膚トラブル
・その他予測困難な合併症・・過去に上記以外の重篤な副作用は報告されていません。
(ジェネシス)副作用・合併症の可能性 ・色素沈着
・感染
・熱傷
・かさぶた
・施術中は、少し熱感を感じます。・・熱すぎるときはお知らせください。機器設定等を調整します。
(フラクショナルCO2レーザー)副作用・合併症の可能性 ・麻酔に対するアレルギー
・痛み、遷延する発赤、皮膚の乾燥
・びらん
・潰瘍、かさぶた。深くまで到達した場合には、瘢痕となるリスクがあります。
・色素沈着、色素脱失
・ヘルペス
(電気凝固手術)副作用・合併症の可能性 ・麻酔に対するアレルギー
・ 治療後数日間、白にきびができます
・ 痛み、遷延する発赤(2-6週程度)、その後の色素沈着
・ 熱傷、びらん
・ 潰瘍、瘢痕
Q.保険診療は可能ですか?
可能です。但し日本のニキビ治療は欧米に比べて遅れており、保険診療で認められている範囲は限られています。より早く、きれいに、確実に治すために、当院では海外の治療法(保険診療範囲外)を取り入れることが多いです。
Q.学割はありますか?
自由診療の場合は15%オフになります。学生証をご持参ください。但し保険診療は学割はご利用になれません。
・キャンペーンや他の割引制度との併用はできません。
・学生証持参の22歳以下の方限定。学生証をご持参されたとき以降から割引になります。※学生証をご持参いただけない場合は学割対象になりません。
・資格喪失時以降は学割の適用はありません。
Q.学生の頃(10年以上前)のニキビ跡なのですが、治りますか?
ニキビ跡とはシミや色素沈着、凸凹になったお肌の状態を言います。シミや色素沈着は塗り薬、場合によってはレーザーの併用で改善する例がほとんどです。凸凹も目立たなくすることができます。
Q.大きな凸凹があるニキビ跡なのですが、治りますか?
凸凹になったお肌の治し方にはいくつか種類があります。塗り薬、ケミカルピーリングまたはレーザーピーリング、切除術など。完治とは言わぬまでも目立たなくなります。当院は日本形成外科学会形成外科専門医が治療にあたります。切除術などの手術も行います。
Q.色素沈着しているのですが、治りますか?
多くの場合、ほとんど分からなく出来ます。
Q.鼻のニキビと毛穴で困っています。
鼻は皮脂腺が多く、ニキビや毛穴で悩んでいる方が多いです。一般的には顔のほかの部分と同じ治療を行い、場合によっては使用する薬剤を少し強くします。毛穴はニードルによる皮脂腺凝固やレーザーリサーフェシングも効果的です。医師がお肌の状態から最善の方法を考え、ご提案します。
Q.背中にニキビが出来ます。
背中やデコルテもニキビの出来やすいところです。ただし、マラセチア毛包炎など、他の疾患の場合もあります。
Q.ニキビ治療は時間がかかると聞いたのですが?
肌の新陳代謝を考えると、すぐに治るわけではありません。しかし、ニキビを放っておくと、シミや凸凹として残ってしまいます。より早く治したい場合は、トレチノイン外用薬やビタミンAの内服薬を併用すれば、難治性のニキビも治療が可能です。
Q.自宅でケア出来ますか?
ご自宅でのケアシステムもあります。ご自宅のケアシステムだけでも多くの方が良くなっています。費用は大体、月々5000円から1万円程度。基礎化粧品としても使えます。但し、治療開始当初はクリニックでのケアを行った方が早く治ります。
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