酒さ
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酒さとは

酒さとは、中高年の顔面に発赤や血管拡張、ざ瘡、さらに鼻の変形や眼病変をきたす慢性炎症性疾患です。
当院では、進行度に応じた酒さ治療を行っています。

酒さ進行度の特徴

症状は、必ずしも、第1度→第2度→・・と進行するわけでなく、鼻瘤が初発症状のこともあります。
第1度(紅斑性酒さ)鼻や頬を中心として発赤や脂漏がみられる
第2度(酒さ様ざ瘡)毛穴に一致して膿疱がみられ、範囲がひろがる
第3度(鼻瘤)丘疹が密集して腫瘤状となる。とくに鼻が不整に隆起する
第4度 眼病変が生じる
酒さの増悪因子は日光、温熱・寒冷、香辛料、アルコール、運動、ある種の化粧品など、多岐にわたりますが、まだ明確な病因はわかっていません。

当院の酒さ治療

酒さは、長期にわたって、徐々に悪化する疾患です。治療の目標は、美容面も含め、症状を改善させること、悪化させないことです。
酒さの治療において、欧米では有効性が確認され治療薬として承認されているにも関わらず、日本では健康保険薬として処方できないものがあります。当院では、欧米で行われているエビデンスに基づいた方法とともに、栄養療法的なアプローチにより酒さ治療を行っています。

進行度に応じた治療法

第1度(紅斑性酒さ)
サンスクリーンとバリア修復エモリエントの使用
アゼライン酸、メトロニダゾール、レチノイドなどの外用(数か月~数年継続)
毛細血管拡張、赤みに対して、レーザー照射や光照射(2~3か月に一度)
第2度(酒さ性ざ瘡)
抗生物質内服 ドキシサイクリン、クリンダマイシン、エリスロマイシンなど多くのケースで、約1か月またはそれ以上の内服期間を要します
アゼライン酸、メトロニダゾール、レチノイド、サルファ剤などの外用
第3度(鼻瘤)
レーザーアブレージョン、フラクセルレーザー、電気凝固による形成手術
切除、組織移植術など

スキンケアのポイント

酒さ治療におけるスキンケア
洗顔は手指でやさしく行ってください。
刺激の少ない洗顔料とぬるま湯で洗ってください。
洗顔後、十分に乾いてから、まず、処方された外用薬を塗布してください。
その後のケアを始めるまで5~10分間待ってください。
基礎化粧品の中に、使用を推奨できる成分・できない成分があります。
必ず最後に、バリアーリペアーエモリエントとサンスクリーンを使用してください。

ドクターより
「状態に応じ、欧米の方法に準じた治療を行います。」

このような方に 酒さの症状を改善したい
所要時間・回数・期間など 治療法により異なります
施術について ご予約時に酒さ治療ご希望とお伝えください
Q.顔全体が赤く皮膚は厚めで脂性です。これも酒さですか?
脂漏性皮膚炎、酒さ、何らかに対するアレルギーなどが考えられます。全身的な疾患の部分的な症状の可能性も考えられます。
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