完全予約制
お問い合わせ・ご予約
月~金 11:00-14:00 / 15:00-20:00土 11:00-18:00日・祝祭日休診
診療メニューを見る
院長美容コラム
当院ナースのふくらはぎを細くする。
院長の野村です。
スラックス白衣で仕事をしている30代のナースが、
「ふくらはぎだけ発達していませんかー?」
と、おもむろにスラックスをたくし上げ、筋肉を示してきました。
スポーツ歴が無いのに、
ふくらはぎ内側 ― 内側腓腹筋(ひふくきん)が
見事に発達していました。
治療方法は幾つかありますが、 リスクが少ないボトックス注射で治すことにしました。 術後(5か月後)です。 いわゆる“ししゃも足”ではなくなっています。 |
ボツリヌス菌注射(ボトックス)
副作用・合併症の可能性
・内出血・妊娠や授乳中は注射できません
・注射部位のマッサージは避けてください
ふくらはぎボトックスの経過と結果・・CTによる分析
院長の野村です。
2年ほど前のコラム(2019年3月15日配信)で、“当院ナースのふくらはぎを細くする”を書きました。
(左)ボトックス注射術前 (右)術後5か月後
昨年、Wenjun Shiらから、肥大した腓腹筋へのボトックス注射(112肢)の経過と結果についての報告がありました。
1.腓腹筋は3か月目、6か月目と徐々に、形態の改善がみられる
2.筋肉の突出が減り、下腿の下方(尾側)部分が細くなる
3.ふくらはぎの周径は細くなるが、大きな変化ではない(周径にはヒラメ筋の関与が大きい)
4.皮下脂肪が薄いほうが、結果がわかりやすい
筋肉の状態で使用量は異なります。
当院ナースの例では、左右の内側腓腹筋に50単位ずつ、合計100単位です。