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院長美容コラム
下顎部ヒアルロン酸注入点とエンドポイント
院長の野村です。
下顎部が後退している(または後退してみえる)状態を改善する治療法のひとつにヒアルロン注入があります。
整った下顎とされるいくつかの数値を指標に、レントゲン上で示すと、PogからGnの間あたりに注入します。
♦レントゲン写真(他サイトにリンク)
https://www.researchgate.net/figure/A-conventional-digital-cephalogram-and-the-landmarks-used-in-this-study-see-Table-1-for_fig1_261187579
Pog:下顎オトガイ隆起の最突出点
Gn :顔面平面と下顎下縁平面とのなす角の2等分線がオトガイ隆起と交わる点 (PogとMeの中点)
Me :オトガイの最下点
Pog注入は下顎を前に出す、
Gn注入はフェイスラインの延長線上で前に出すイメージです。
後退した下顎は前に出すと、正面視では少し長くなったようにみえることがあります。
また皮膚の伸び具合や脂肪層の状態などによる効果の限界があります。