院長美容コラム

概日リズム・体内時計

院長の野村です。

ヒトの生理現象(ホルモン分泌や細胞の再生、脳波など)は、
”約24時間周期”で変動しています。

これを概日リズム・体内時計といいます。

例えば、心身を元気にするホルモンは、
行動が活発になる朝から多く分泌され、
睡眠時には分泌が減少します。

逆転すると、夜に神経が高ぶってしまいます。

例えば、朝になると血圧や心拍数が高くなり、
夜間には下がり、穏やかモードになります。

これらの乱れは、海外旅行に出かけた時の
“時差ボケ”として、
経験したことがあると思います。

体内時計を正常に働かせるために、日常生活でできそうなこと。

起床したら、数分、日光にあたる・・

1日がスタートしたことを細胞に知らせます。
スタートを知らせることで、
一定時間後に訪れる1日の終わり(睡眠)に
入ることができます。

遅い時間帯に食事をしない・・

夜食は皮膚の体内時計を乱し、
本来備わっている紫外線に対する
皮膚防御作用を低下させます。

PCやスマホからのブルーライトをブロックする・・

特に、夜間にブルーライトを浴びると、
メラトニンなどのホルモン分泌が減少します。

これが質の良い睡眠が得られず、
翌日に疲れが残る原因となります。

(そもそも、メラトニンは10歳頃から減少するホルモンです。)

まずは、この3項目からはじめてみてはどうでしょう。

2017年のノーベル生理学・医学賞は、
体内時計を生み出す遺伝子と
そのメカニズムを発見した研究者に授与されました。

ご興味がある方はリンクへどうぞ。

日経サイエンス(http://i.r.cbz.jp/cc/pl/bdde4969/h634/7gvtgtq3/

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