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院長美容コラム
黒子(ほくろ)をきれいに治療するには
院長の野村です。
頬の黒子を、深くまで治療され、“凹んだ傷痕が残ってしまって、かえって目立つ”と、来院される患者様がいます。
黒子を深くまで治療した傷が目立つ理由(図)
“黒子”と呼ばれるものには、いろいろなタイプがあり、一概にどの治療が良いとは言えません。
・悪性だとしたら、しっかりと切除することが大切です。
・そうでなければ、治療の目的は、美容的な意味合いが強くなります。
全切除した場合、“治療による傷跡の方が気になるだろう”と判断した場合は、
・何回かに分けて、治療をおこなう。
・全てを切除するのではなく、小さくする、
目立たなくする程度にとどめる。
特に、時間とともに、濃くなったり、
膨らんだりする黒子は、
時々治療をすることによって、それを防ぐことができる。
などの方法をとることがあります。
“頬のような凸面に、凹んだ傷痕は目立ちます。”
黒子を、目立つ傷痕におきかえるような治療は避けたいものです。