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院長美容コラム
咬筋ボトックスー小顔と歯ぎしり治療
院長の野村です。
2017.07.01配信号で、ボトックスによる歯ぎしり治療について記載しました。
本稿は、美容目的の咬筋ボトックス注射との比較です。
歯ぎしり、食いしばりにボトックス注射
小顔という美容目的の場合は、
・ボトックス注射量・部位は、咬筋の大きさ、施術後の周囲組織への影響などを加味して、症例毎に決める。
・効果持続期間は、6-12か月程度(1年後の画像診断でも注射前より咬筋が小さいという報告あり)。
繰り返し注射で、より長期間持続する。
歯ぎしり治療の場合は、美容目的の場合に比べ、
・使用するボトックスの量は多く、咬筋以外の筋肉(側頭筋)に注射することがある。
・効果持続期間は、小顔効果に比し短かく、3-4か月程度という報告が多い
歯ぎしり治療目的でボトックス注射を行う場合は、筋肉が過度に委縮し、
見た目の問題が生じることがあるので、患者さんと相談し、注射量や部位を決めます。