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院長美容コラム
STI(エスティーアイ)シリーズの取り扱いを始めました
院長の野村です。
STIシリーズは、
“高機能” “高浸透性” “長時間作用型”
を達成した最先端のエイジングケア化粧品です。
・それ自体が美容成分でもある
複数のビタミン誘導体でナノカプセルの殻を作って、
・その中にさらに美容成分コエンザイムQ10や
フラーレン、ペプチドを配合
・ナノカプセルが両親媒性(水にも油に溶ける)なので、
何でも配合できて、何でも皮膚に浸透させる
・・・まさに研究と技術のたまもの化粧品です。
特許を取得し、製造元でもあるアイティーオー(ITO)社は、
アカデミックで、医師の間でも信頼がある会社です。
今回、当院ナースチームのお墨付きもあって、
STIシリーズ全てを取り扱うことになりました。
概日リズム・体内時計
院長の野村です。
ヒトの生理現象(ホルモン分泌や細胞の再生、脳波など)は、
”約24時間周期”で変動しています。
これを概日リズム・体内時計といいます。
例えば、心身を元気にするホルモンは、
行動が活発になる朝から多く分泌され、
睡眠時には分泌が減少します。
逆転すると、夜に神経が高ぶってしまいます。
例えば、朝になると血圧や心拍数が高くなり、
夜間には下がり、穏やかモードになります。
これらの乱れは、海外旅行に出かけた時の
“時差ボケ”として、
経験したことがあると思います。
体内時計を正常に働かせるために、日常生活でできそうなこと。
起床したら、数分、日光にあたる・・
1日がスタートしたことを細胞に知らせます。
スタートを知らせることで、
一定時間後に訪れる1日の終わり(睡眠)に
入ることができます。
遅い時間帯に食事をしない・・
夜食は皮膚の体内時計を乱し、
本来備わっている紫外線に対する
皮膚防御作用を低下させます。
PCやスマホからのブルーライトをブロックする・・
特に、夜間にブルーライトを浴びると、
メラトニンなどのホルモン分泌が減少します。
これが質の良い睡眠が得られず、
翌日に疲れが残る原因となります。
(そもそも、メラトニンは10歳頃から減少するホルモンです。)
まずは、この3項目からはじめてみてはどうでしょう。
2017年のノーベル生理学・医学賞は、
体内時計を生み出す遺伝子と
そのメカニズムを発見した研究者に授与されました。
ご興味がある方はリンクへどうぞ。
大気汚染とシミとフラーレン
院長の野村です。
2010年に、
ドイツ人医師から、
“長年にわたり、交通量が多い-大気汚染地域で暮らした人は、
そうでない人に比べ、
額や頬のしみが20%程度多かった”
との報告がありました。
それ以外にも、
大気汚染物質やタバコの煙が、
シミやシワなどの皮膚老化に悪影響を及ぼすという、
報告がいくつかあります。
皮膚老化の70-80%は日光によるものなので、
その防御策として、
サンスクリーン剤を使用されている女性は多いと思います。
加えて、大気汚染物質に対する防御策が必要ということになります。
そんななか、2017年7月に、
“大気汚染物質による皮膚障害を抑制する”
研究成果が発表されました。
“フラーレンが大気汚染やタバコの煙等により
発生する窒素化合物ラジカルの発生を抑制し、
皮膚トラブル・老化を防ぐことが期待できる”
というものです。
当院で扱っている化粧品のうち、
APPF美容液、
STIクリーム、
UVモイストベースに、
さらには院内調剤ハイドロキノンに、
フラーレンが配合されています。
詳しくは、
院内の「基礎化粧品早見表」をご覧になるか、
スタッフまでお問い合わせください。