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院長美容コラム
顔と首の境をつくる
院長の野村です。
特に脂肪が多いわけではないのに、
フェイスラインがはっきりしないことがあります。
写真は当院のナースです。(Fig1)
フェイスライン(ジョーライン)が不明瞭、鈍です。(点線で図示)
口角下制筋や広頸筋にボトックス注射を行った後の写真です。(Fig2)
顔と首の境が明瞭になっています。
さらに口角が上がり、笑った時に口角が上がりやすくなります。
「ボトックス注射で顔面下1/3をリフトする」(2019.09.13配信号)の一症例として、
当院ナースの症例を供覧しました。
院長美容コラム
院長の野村が書いています。
会員の皆様には、メールマガジンでいち早くお届けしています。
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https://www.ag-clinic.jp/login/
顔の多汗に対する対処法
院長の野村です。
顔の多汗を主訴に来院される方がいらっしゃいます。
部分的な多汗、例えば鼻汗に対してはボトックス注射を行うことがあります。
汗ばかりでなく皮脂の分泌を抑えることができます。
顔全体からの汗が多い場合には、
紫外線のみならず赤外線もブロックする日焼け止めで
顔の体温上昇を抑えるサンスクリーンを用意しています。
その他・・・、
早い人では40歳頃から始まる閉経症状のひとつとして
ホットフラッシュがあり、
これは婦人科でのホルモン補充療法が治療選択肢となります。
また、手掌の多汗症に対する交感神経節遮断術で
顔汗が減少することがある と聞きます。
このような場合は専門家をご紹介します。
特に暑くなるとご相談が多い内容なので、コラムとしました。
日焼け止めとビタミンD不足
院長の野村です。
帽子、サングラス、日焼け止め、等々
白内障や皮膚老化・皮膚癌の予防に必要な事なのですが・・・。
皮膚癌が多いオーストラリアでは、
国をあげて、小児期からの日焼け防止グッズ
使用キャンペーンを行ってきましたが、
日光を極端に避けることによるビタミンD不足が増え、
社会問題になっています。
日本でも昨年、大阪の大学から、
“20代の女性が週3回以上日焼け止めを使った場合、
血中のビタミンD濃度が常に欠乏状態になっていた”
ことが報告されています。
ビタミンDは骨代謝に関わる作用以外に、
いろいろな臓器の癌の予防や感染症予防
(風邪、インフルエンザも含む)などの働きがあります。
特に、妊娠中の女性がビタミンD不足になると、
ベイビーにも影響が及びます。
食事からの摂取量では不十分なことが多く、
皮膚が紫外線を浴びてビタミンDを
産生されることでやっと充足します。
どれくらい紫外線に浴びればよいか?
これは地域やその日の天候によって異なります。
大体ですが、日焼け止めを塗布しない状態で、
・真夏の晴れた日の東京で、顔と両腕程度の面積で3分位
・真冬で顔と両手の面積で50分位
とされています。
(顔の日焼けが嫌な方はそれ以外の部分で浴びてください。)
詳しくは、国立環境研究所 地球環境研究センターから、
“ビタミンD生成に必要な紫外線照射時間と人体に有害となる紫外線照射時間”
が毎日発表されています。
(外部リンク)
http://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/exposure.html
お役に立つ情報だと思います。
骨の量が減る事による見た目の変化
院長の野村です。
加齢とともに脂肪や筋肉ばかりでなく、
骨も減少・変形します。
骨の加齢現象は、30代には始まると考えられています。
以前にも紹介した顔の加齢変化です。
(外部サイト)
https://skyn.com.au/the-facial-ageing-process/
顔面骨は顔の土台ですから、
その減少や変形は、見た目に大きな影響を及ぼします。
・額や頬の丸みがなくなる
・こめかみが凹む
・下顎が小さく、短くなり、下唇から顎先の間に凹みができる
・顔の土台である骨が小さくなることによる、全体のたるみ
・その他、眼窩周囲の凹みや鼻の広がり
など
このような変化に対しては、
ボリュームアップを目的としたヒアルロン酸注入を行います。
注入部位や注入の深さを工夫することにより、
リフトアップ効果も得られます。
トータルアセスメントを行うにしても、
まずは、一番気になる部位の治療からはじめることをおすすめしています。