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院長美容コラム
注入剤ヒアルロン酸 等々
院長の野村です。
米国FDAが認可している組織注入剤は、20種類以上あります。日本では、コラーゲンの他、2社のヒアルロン酸製剤が厚生労働省の認可をとっています。
認可されていても、製剤自体に起因したと思われる副作用や合併症が報告されており、注入剤に関しては、認可の有無だけで、選択しないことにしています。
当院では、安全性の他、注入部位の特性にマッチしたヒアルロン酸を10種類程度用意しています。
鼻や下顎などシャープさが要求される部位は、広がらない硬いヒアルロン酸
瞼周囲など皮膚が薄い部位は、表面が滑らかなヒアルロン酸
動き(表情)が大きい部位は、その動きに適応した弾力性をもつヒアルロン酸
等々です。
■注入時の痛みや内出血予防対策
麻酔クリームと鈍針カニュラは無料です。
イメージと異なった場合は、ヒアルロン酸を溶かすお薬もあります。
トータルに考えて、ヒアルロン酸注入治療は、比較的入りやすい美容治療だと思います。
学会編集の診療ガイドライン・肝斑治療ランキング
院長の野村です。
形成外科学会など3学会が編集する“診療ガイドライン”が出版されました。
この約30年間に公表された文献などから、“エビデンス(医学的根拠)に基づいた推奨度”が記載されています。
推奨度A:強い根拠があり、行うよう強く勧められる
ハイドロキノン外用、トレチノイン外用
推奨度B:根拠があり、行うよう勧められる
ビタミンC外用
推奨度C1:根拠はないが、行うよう勧められる
トラネキサム酸の内服および注射
推奨度C1:根拠はないが、行うよう勧められる
光治療、低出力Qヤグレーザー(いわゆるトーニング)
*その他のレーザー治療:推奨度C2またはD
推奨度C2:根拠がないので、行わないよう勧められる。
推奨度D:無効または害を示す根拠があり、行わないよう勧められる。
やはり、肝斑治療は外用と内服から始めるべきです。
凹んだ瘢痕(傷痕)の修正
院長の野村です。
水ぼうそうやニキビの痕、特殊な例だと目頭切開手術の傷痕…
凹(へこ)んだ傷痕の修正には、外科的切除縫合の他、
★自身のコラーゲン産生を促す方法★
レーザー照射や、ケミカルピーリングなどのように表面からアプローチして、自身のコラーゲン産生を促す方法。
★裏から持ち上げる方法★
ヒアルロン酸注入などで、裏から凹んだ部分を持ち上げる方法。
…等があります。
ダウンタイムがない後者の方法でも十分な効果が得られる場合があります。
ただし、注入時の処置や方法を間違えると、瘢痕部分が持ち上がらず、周囲が持ち上がって、なおさら凹みが目立ってしまうことがあります。
瘢痕の修正方法は、状態や部位、許されるダウンタイムなど色々な要素を加味して決定しています。
手の老化 すじが浮き出た手を治療する
院長の野村です。
手の老化について、よく相談を受けることに、
“やせ細った手”
“すじが浮き出た手”
の治療があります。
“シミやくすみがない、ふっくらとした赤ちゃんの手と真逆”、と訴える患者様もいらっしゃいます。
ふっくらと までは行わないにしても、ヒアルロン酸の注入である程度の改善は得られます。
さらには多血小板血漿&成長因子を利用した治療も報告されています。
人前に出すことが多い手です、顔と同じくらいケアすることをおススメします。
美容外科 合併症・後遺症
院長の野村です。
学会や医学誌で、美容外科合併症・後遺症の報告があります。
その中で特に、“稀だが重大なもの”については、積極的に国内外から情報を収集しています。
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◆レディエッセの注入
皮膚壊死や視力障害が発生したので、美容外科チェーン店の一部では、その使用をやめた。
◆糸によるリフト
結果や料金のことで、集団訴訟になっているとも・・・。
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形成外科学会の倫理綱領には、“会員は会誌や学術集会等で容認される医療を行わなければならない”となっています。
当院では、いくつかの学会の専門医として、
“理論がはっきりしている治療法”
“実績がある治療法”
を提供します。