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院長美容コラム
骨の量が減る事による見た目の変化
院長の野村です。
加齢とともに脂肪や筋肉ばかりでなく、
骨も減少・変形します。
骨の加齢現象は、30代には始まると考えられています。
以前にも紹介した顔の加齢変化です。
(外部サイト)
https://skyn.com.au/the-facial-ageing-process/
顔面骨は顔の土台ですから、
その減少や変形は、見た目に大きな影響を及ぼします。
・額や頬の丸みがなくなる
・こめかみが凹む
・下顎が小さく、短くなり、下唇から顎先の間に凹みができる
・顔の土台である骨が小さくなることによる、全体のたるみ
・その他、眼窩周囲の凹みや鼻の広がり
など
このような変化に対しては、
ボリュームアップを目的としたヒアルロン酸注入を行います。
注入部位や注入の深さを工夫することにより、
リフトアップ効果も得られます。
トータルアセスメントを行うにしても、
まずは、一番気になる部位の治療からはじめることをおすすめしています。
美容施術時のいろいろな恐怖症や反射
院長の野村です。
美容とはいえ、施術・治療を受けるときに、
精神的・肉体的なストレスを伴う場合があります。
特に、注意すべきものとして、
1.閉所恐怖症
施術時に顔に布を掛けられただけでも、閉塞感から、恐怖を感じる。
2.先端(尖端)恐怖症
先端が尖った物(例えば注射針)が視界に入ったときに強い恐怖を感じる。
3.迷走神経反射
上記1,2も含め極度の精神的ストレスや
激しい痛みなどが誘因となり、心拍数や血圧低下をきたす。
等が挙げられます。
過去に、医療機関や歯科の治療で、思い当たるような症状が出た方は、
予めお知らせください。可能な限り対応させていただきます。
そうでない場合でも、患者様の心身のストレスを
できるだけ軽減するように心がけています。
痛みの左右非対称性…顔の注射治療は左側から行った方が痛くない?
院長の野村です。
アメリカ美容外科学会誌(2017年6月号)に、
おもしろい報告がありました。
302人の顔への注射治療(ボトックスやヒアルロン酸)時の
痛みを分析した結果、
・はじめに左側から注射をした時の方が、
右から注射した時に比べ、治療終了時の患者様が感じる痛みが少なかった。
というものです。
…この理由から、報告者は、左側からの注射治療をすすめています。
当院では、
・顔に注射をするときには:
麻酔クリーム、冷却、細い針・カニュラの使用、
麻酔薬の工夫など、できるだけ痛みを減らすように努めています。
・例えば、ヒアルロン酸注射のように、
注入直後に結果がわかる治療については、
左右のうち、気になるサイドから治療し、
結果をみて頂いてから、反対側の治療を行っています。
注射時の痛みを減らすための方法として、
左右差の分析をした報告は、はじめて読みました。
念頭に入れて治療にあたります。
凹んだ瘢痕(傷痕)の修正
院長の野村です。
水ぼうそうやニキビの痕、特殊な例だと目頭切開手術の傷痕…
凹(へこ)んだ傷痕の修正には、外科的切除縫合の他、
★自身のコラーゲン産生を促す方法★
レーザー照射や、ケミカルピーリングなどのように表面からアプローチして、自身のコラーゲン産生を促す方法。
★裏から持ち上げる方法★
ヒアルロン酸注入などで、裏から凹んだ部分を持ち上げる方法。
…等があります。
ダウンタイムがない後者の方法でも十分な効果が得られる場合があります。
ただし、注入時の処置や方法を間違えると、瘢痕部分が持ち上がらず、周囲が持ち上がって、なおさら凹みが目立ってしまうことがあります。
瘢痕の修正方法は、状態や部位、許されるダウンタイムなど色々な要素を加味して決定しています。
美容外科 合併症・後遺症
院長の野村です。
学会や医学誌で、美容外科合併症・後遺症の報告があります。
その中で特に、“稀だが重大なもの”については、積極的に国内外から情報を収集しています。
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◆レディエッセの注入
皮膚壊死や視力障害が発生したので、美容外科チェーン店の一部では、その使用をやめた。
◆糸によるリフト
結果や料金のことで、集団訴訟になっているとも・・・。
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形成外科学会の倫理綱領には、“会員は会誌や学術集会等で容認される医療を行わなければならない”となっています。
当院では、いくつかの学会の専門医として、
“理論がはっきりしている治療法”
“実績がある治療法”
を提供します。