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院長美容コラム
ボトックス注射で顔面下1/3をリフトする
院長の野村です。
広頸筋など下制筋群にボトックス注射を行い、
それらを抑制して、結果的に拳上力を強くする方法は、
“ネフェルティティリフト”ともよばれています。
先日届いた国際美容外科学会誌にZhou先生らの論文がありました。
BTX-A Rejuvenation : Regional Botulinum Toxin-A Injection of the Platysma in Patients with Facial Sagging
(ボトックス注射による若返り:
顔のたるみがある患者群に対する、広頸筋領域へのボトックス注射)
広頸筋を3パートに分け、たるみの重症度に応じて、
どのパートに、どれくらいの量のボトックス注射をすればよいか・・等について検討しています。彼らの方法で、いずれの年代でも患者様の90%以上で改善が得られた、としています。
私の経験でも、広頸筋の加齢変化が見られるような症例では、ほとんどの場合でフェイスラインの改善が得られています。



Aesthetic Plast Surg. 2019 Aug;43(4):1044-1053. doi: 10.1007/s00266-019-01396-4. Epub 2019 May 15.
BTX-A Rejuvenation: Regional Botulinum Toxin-A Injection of the Platysma in Patients with Facial Sagging.
Zhou R1, Fei Y1, Sun L1, Guo J1, Zhou X1, Zhang X2.
より引用
皮膚老化―光老化・酸化・糖化・常在菌
院長の野村です。
皮膚は“日光と大気に直接触れる組織”で、こららの影響を強く受けます。
⇒ 対策としては、サンスクリーン剤の使用や抗酸化物質の摂取・外用です。
糖化は“体内の余分な糖質が、タンパク質と結びついて細胞を劣化”させる現象です。
皮膚が糖化すると、色調のくすみ、しわ・たるみが生じます。
⇒ 糖化抑制のためには、血糖値を急激に上げない食品を選んでください。
特に食後1時間程度までの血糖値が上がらないようにします。
GI値(グリセミックインデックス)が低い食品を選んで食べることが一方法です。
外部サイト:大塚製薬 血糖値とGIの関係性
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/glycemic-index/glucose-level/
ある種の皮膚常在菌が、皮膚の見た目(毛穴、メラニン)にも
影響を及ぼしていることを示唆する報告がありました。
⇒ 常在菌と皮膚疾患との関連性についての報告は数多くありますが、
美容的な影響についての研究は始まったばかりです。
腸内フローラを整えることの重要性と同じようなことがあるのかもしれません。
日常生活でできそうな、皮膚老化対策について書きました。
首の横じわの治療
院長の野村です。
首の横じわの治療には、
多血小板血漿(PRP)注射や照射系治療などがあります。
首は皮膚が薄いため、ヒアルロン酸を注入すると、数珠変形やチンダル現象といった合併症が起こりやすく、積極的にヒアルロン酸注入をすることは少なかったように思います。
当院では、ビタミンやミネラルも配合された柔らかいヒアルロン酸を真皮内に超極細針で注入し、前記した合併症を予防するように心がけています。
非常に繊細に-数ミリ毎に注入する手技です。小さな針跡と多少の内出血が数日間程度残ることがありますが、これは、コンシーラーで隠せる程度です。
施術直後に結果が分かることもあり、好まれる患者さまも多い治療法です。
ボトックスとヒアルロン酸、どちらを先に行うか
院長の野村です。
表情を作った時にできるしわにはボトックス注射、
表情を作らなくても存在するしわにはヒアルロン酸注入。
(額や眉間、上口唇などの表情じわには)
まずボトックス注射で筋肉とそれにつながりを持つ皮膚の緊張を取り除き、
数週間後に、浅くなったしわにヒアルロン酸注入。
これらが原則には変わりないのですが…、
・表情じわではあるが、ボトックス注射の副作用が予想される場合や
・ヒアルロン酸注入で筋肉の動きまで制御できるような場合は
ヒアルロン酸注入が第一選択となる場合もあります。
Myomodulation with Injectable Fillers: An Innovative Approach to Addressing Facial Muscle Movement (Aesthetic Plastic Surgery June 2018, Volume 42,)
DR.M.de Maioが、口角の左右差・ガミ―スマイル・下顎梅干ししわの改善等を目的としたヒアルロン酸注入症例を提示し、その理論について説明しています。
下記のリンクで、全文が読めます。
(英語ですが写真を見るだけでもわかると思います)
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/bdde4969/o6i4i7b8f9be/l5lfsr2n/
各種注入法に関しては多くの論文があります。
大切なことは、個々の症例に応じて、
ヒアルロン酸注入も含め適した治療法を選択することです。
僧帽筋ボトックス ネックカーブボトックス(施術前後の写真あり)
院長の野村です。
首から肩にかけての形は僧帽筋上部が関係しています。
ウィキペディア「僧帽筋」
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/bdde4969/arafcsfotzjk/l5lfsr2n/
2006年ごろから、この部分の筋・筋膜性疼痛に対し、
ボツリヌス注射をする報告が出始めました。
その後、同部位への注射で、僧帽筋が小さくなり、
首が長く見える効果があることもわかってきました。
国際美容外科学会誌で、Zhou RRらから、
両側僧帽筋にボツリヌス注射を行なったときの効能や
安全性についての報告がありました。
efficacy and safety of botulinum toxin type a injection in patients with bilateral trapezius
Aesthetic Plast Surg. 2018 Dec;42(6):1664-1671
30症例を検討した結果
形態については、28症例で改善有り、2例は術前と変わらず。
副作用は2例で、肩をすくめる力が軽度弱くなったと感じた。で、
著者は、僧帽筋へのボツリヌス注射を安全でよい方法と結論づけています。

形態を改善することを目的とした
“僧帽筋ボトックス=ネックカーブボトックス”の報告を紹介しました。
当院でも、数年前から行っている治療です。