院長美容コラム

顔の多汗に対する対処法

院長の野村です。

顔の多汗を主訴に来院される方がいらっしゃいます。

部分的な多汗、例えば鼻汗に対してはボトックス注射を行うことがあります。
汗ばかりでなく皮脂の分泌を抑えることができます。

顔全体からの汗が多い場合には、
紫外線のみならず赤外線もブロックする日焼け止めで
顔の体温上昇を抑えるサンスクリーンを用意しています。

その他・・・、

早い人では40歳頃から始まる閉経症状のひとつとして
ホットフラッシュがあり、
これは婦人科でのホルモン補充療法が治療選択肢となります。

また、手掌の多汗症に対する交感神経節遮断術で
顔汗が減少することがある と聞きます。

このような場合は専門家をご紹介します。

特に暑くなるとご相談が多い内容なので、コラムとしました。

日焼け止めとビタミンD不足

院長の野村です。

帽子、サングラス、日焼け止め、等々

白内障や皮膚老化・皮膚癌の予防に必要な事なのですが・・・。

皮膚癌が多いオーストラリアでは、

国をあげて、小児期からの日焼け防止グッズ

使用キャンペーンを行ってきましたが、

日光を極端に避けることによるビタミンD不足が増え、

社会問題になっています。

日本でも昨年、大阪の大学から、

“20代の女性が週3回以上日焼け止めを使った場合、

血中のビタミンD濃度が常に欠乏状態になっていた”

ことが報告されています。

ビタミンDは骨代謝に関わる作用以外に、

いろいろな臓器の癌の予防や感染症予防

(風邪、インフルエンザも含む)などの働きがあります。

特に、妊娠中の女性がビタミンD不足になると、

ベイビーにも影響が及びます。

食事からの摂取量では不十分なことが多く、

皮膚が紫外線を浴びてビタミンDを

産生されることでやっと充足します。

どれくらい紫外線に浴びればよいか?

これは地域やその日の天候によって異なります。

大体ですが、日焼け止めを塗布しない状態で、

・真夏の晴れた日の東京で、顔と両腕程度の面積で3分位

・真冬で顔と両手の面積で50分位

とされています。

(顔の日焼けが嫌な方はそれ以外の部分で浴びてください。)

詳しくは、国立環境研究所 地球環境研究センターから、

“ビタミンD生成に必要な紫外線照射時間と人体に有害となる紫外線照射時間”

が毎日発表されています。

(外部リンク)

http://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/exposure.html

お役に立つ情報だと思います。

基礎化粧品早見表をリニューアルしました

院長の野村です。

皮膚も身体の一部なので、
栄養素(特にビタミン)を供給する必要があります。

1.食事から摂取して皮膚に到達させる ことは大切ですが、

2.皮膚から吸収させた方が効率良く作用する 成分もあります。

当院では、医学的にエビデンスがある成分を配合した
院内製剤や医療機関専用化粧品を取り扱っています。

赤みを軽減するGO-VCローションや
グリコール酸・乳酸配合ホームピーリングなど、
新たに加わったアイテムもあります。

そんなこともあって、ナースチームが
基礎化粧品早見表をリニューアルしてくれました。

詳しくは、ナースまたは事務スタッフまで。

 

基礎化粧品早見表をリニューアルしました

院内に基礎化粧品早見表を掲示しました。チラシ版もご用意しております。

シミとりレーザー後の色素沈着

院長の野村です。

加齢に伴って発生するシミ(老人性色素斑)に対して、
Qルビーレーザー照射を行なうと、

・1週間程度で、表皮に貯まったシミが剥がれ落ちます・・が、

・この後に“炎症後色素沈着”が生じることがあります。

これは、老人性色素斑の再発ではなく、
レーザー照射自体によって、
皮膚に炎症が生じ、発生するシミです。

炎症後色素沈着は、避け難いことも多いのですが、
その程度や期間を短くするために、

1.必要に応じて、レーザー照射前に美白剤を使用しておく

2.適切な出力で照射する

3.照射後のカサブタを無理に剥がさない

4.炎症後色素沈着の予防・治療として、
抗酸化剤や美白剤、サンスクリーン剤を使用する

等が大切です。

当院では、多くの場合、
美白剤としてハイドロキノンを使用しています。
5gで1080円(税込)なので、
経済的な負担はそれ程でもないと思います。

STI(エスティーアイ)シリーズの取り扱いを始めました

院長の野村です。

STIシリーズは、

“高機能” “高浸透性” “長時間作用型”

を達成した最先端のエイジングケア化粧品です。

・それ自体が美容成分でもある
複数のビタミン誘導体でナノカプセルの殻を作って、

・その中にさらに美容成分コエンザイムQ10や
フラーレン、ペプチドを配合

・ナノカプセルが両親媒性(水にも油に溶ける)なので、
何でも配合できて、何でも皮膚に浸透させる

・・・まさに研究と技術のたまもの化粧品です。

特許を取得し、製造元でもあるアイティーオー(ITO)社は、
アカデミックで、医師の間でも信頼がある会社です。

今回、当院ナースチームのお墨付きもあって、
STIシリーズ全てを取り扱うことになりました。

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