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院長美容コラム
鼻孔縮小ボトックス 鼻尖挙上ボトックス
院長の野村です。
鼻にはたくさんの筋肉が存在し、複雑な動きをします。
これらの筋肉にボトックスを作用させることにより、鼻の形態を変えることができます。
1.鼻孔を開大する、または それに関与する筋肉だけでも3-4個存在します。
これらの筋肉にボトックスを注射すると、表情を作った時に鼻孔が開大してしまうのを抑え、さらには静止時の鼻孔も少し小さくなります。
2.鼻柱(鼻の穴の間)に鼻中隔下制筋という筋肉があります。
ある表情の時に鼻尖が下方を向く人は、この筋肉が発達していることが考えられます。
この筋肉にボトックスを注射すると鼻尖を挙上することができます。
ResearchGateよりURL引用 参考写真を見る(外部サイト)
https://i.r.cbz.jp/cc/pl/bdde4969/s7tzu5vzn9cg/l5lfsr2n/
鼻の形態を変えるボトックス注射を紹介しました。
いずれの場合も、筋肉の動きがはっきりわかる場合に、効果が出やすい方法です。
咬筋ボトックスー小顔と歯ぎしり治療
院長の野村です。
2017.07.01配信号で、ボトックスによる歯ぎしり治療について記載しました。
本稿は、美容目的の咬筋ボトックス注射との比較です。
歯ぎしり、食いしばりにボトックス注射
小顔という美容目的の場合は、
・ボトックス注射量・部位は、咬筋の大きさ、施術後の周囲組織への影響などを加味して、症例毎に決める。
・効果持続期間は、6-12か月程度(1年後の画像診断でも注射前より咬筋が小さいという報告あり)。
繰り返し注射で、より長期間持続する。
歯ぎしり治療の場合は、美容目的の場合に比べ、
・使用するボトックスの量は多く、咬筋以外の筋肉(側頭筋)に注射することがある。
・効果持続期間は、小顔効果に比し短かく、3-4か月程度という報告が多い
歯ぎしり治療目的でボトックス注射を行う場合は、筋肉が過度に委縮し、
見た目の問題が生じることがあるので、患者さんと相談し、注射量や部位を決めます。
毛孔開大(毛穴)治療
院長の野村です。
毛穴が開大する原因として
1.皮脂分泌量の増加、毛包内容物の増加・・特に20-30代
2.毛包周囲の引き締めの低下・・特に40代
などが挙げられます。
1に対しては、皮脂の分泌コントロールや角栓の除去を行います。
皮脂の分泌コントロールには
ロアキュテン内服、
トレチノイン外用、
ボトックス注射などが、
角栓の除去にはAHAやサリチル酸マクロゴールピーリングなどが有効です。
2に対しては、
マッサージピール(TCA+H2O2)、
CO2フラクショナルレーザー、
ジェネシスレーザー、
ウルトラセルの2mmHIFU・高周波などが有効です。
症状やライフスタイルを応じた治療法をお勧めします。
トレチノイン・ハイドロキノン ー ZOスキンヘルス
院長の野村です。
ホームケアで肌をきれいにする方法のうち、
間違いなく上位にランキングするのがトレチノインによるスキンケアです。
トレチノインはビタミンA誘導体で、
・皮膚のターンオーバーを促進・・シミの改善
・コラーゲン、ヒアルロン酸産生促進・・しわの改善
・角質を剥がし、皮脂分泌を低下させる・・ニキビの改善
などの作用がわかっています。
当院では、
1.トレチノイン、ハイドロキノン、ビタミンCを併用する方法
2.専用化粧水のあとにトレチノイン、ピーリング剤入りハイドロキノンなどを使用するZO(ゼインオバジ)スキンヘルスをお勧めしています。
使い始めの段階で、皮膚の剥脱や赤みが出ますが、正しく使えば、ほとんどの場合結果が出る方法です。
顔の中央ラインにヒアルロン酸注入をして若返る、スリム顔になる
院長の野村です。
アジア人の顔は、フラットで立体的でないという特徴があり、
白人用のヒアルロン酸注入法が、必ずしも当てはまるわけではありません。
世界美容形成外科学会誌2019年12月号に、
顔の中央ライン(額―眉間―鼻―下顎)にヒアルロン酸を注入してボリュームを増やすと顔が若返り、
頬周囲はスリムになるという報告がありました。
(もちろん注入対象は中央ラインが低めの方に限ります。)
以下、画像の出典元:https://i.r.cbz.jp/cc/pl/bdde4969/nxnus4gkf3ax/l5lfsr2n/
Fig7
フラットな顔が立体的になる裏付けの図です。
左:赤の部位が注入によりボリュームアップ、青の部位がボリュームダウンです。
右:6か月後です。
中心水色部分に注入すると周辺組織にも影響を及ぼし、顔は、スリムに、立体的に、若返ります。
症例写真もでています。
ヒアルロン酸注入の一方法として覚えておくことにします。