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院長美容コラム
アメリカ美容事情2013年
院長の野村です。
アメリカ美容外科学会の発表によると、2013年に学会認定専門医がおこなった施術で多かったものは、
1位 ボトックス 380万例
2位 ヒアルロン酸 190万例
3位 脱毛 90万例
でした。
特筆すべきは、フォト・光治療が前年比で、35%も増えたことです。
10年以上前に登場した治療ですが、定期的に施術を受けている方とそうでない方の、“肌質が明らかに違う”ことが認められたからです。
当院でもフォトブライト(ライムライト)として、人気がある定番の施術です。
いろいろな治療法が登場しては消える中、プロが認める治療法として、美容の世界で生き残ったわけです。
赤ら顔用の外用薬
院長の野村です。
赤ら顔でお悩みの方に、朗報です。
FDA(アメリカ食品医薬品局)が、赤ら顔に効果がある外用ジェルを認可しました。
適応疾患は、“酒さ”による赤ら顔です。
酒さは、欧米人に多く、日本人には少ないとされていましたが、実際はそれなりの割合で存在します。
作用メカニズムを考えると、酒さ以外の赤ら顔、顔の赤みに対する治療法としても有効かもしれません。
残念ながらとんでもなく高価な薬です。
ので、正規手続きで輸入したものを、小分けにして処方する予定です。
当院で処方ができるようになったらホームページ上で告知します。
黒子(ほくろ)をきれいに治療するには
院長の野村です。
頬の黒子を、深くまで治療され、“凹んだ傷痕が残ってしまって、かえって目立つ”と、来院される患者様がいます。
黒子を深くまで治療した傷が目立つ理由(図)
“黒子”と呼ばれるものには、いろいろなタイプがあり、一概にどの治療が良いとは言えません。
・悪性だとしたら、しっかりと切除することが大切です。
・そうでなければ、治療の目的は、美容的な意味合いが強くなります。
全切除した場合、“治療による傷跡の方が気になるだろう”と判断した場合は、
・何回かに分けて、治療をおこなう。
・全てを切除するのではなく、小さくする、
目立たなくする程度にとどめる。
特に、時間とともに、濃くなったり、
膨らんだりする黒子は、
時々治療をすることによって、それを防ぐことができる。
などの方法をとることがあります。
“頬のような凸面に、凹んだ傷痕は目立ちます。”
黒子を、目立つ傷痕におきかえるような治療は避けたいものです。
凹んだニキビ跡の治療
院長の野村です。
“凹んだニキビ跡に対する、レーザーやTCAピーリングを用いた治療方法”に
関して、過去に学会やセミナーで発表してきました。
その後、機器が進歩し、ダウンタイムが少ない治療方法も登場しましたが、
やはりそれらの方法では結果に限界があることもわかっています。
1.ニキビ跡の表面は、原則すべて削らないと持ち上がらない。
2.削るだけでなく、フラクショナル系のレーザーで深部を刺激し、
コラーゲン産生を刺激する。
3.削った後の、外用薬塗布も重要な治療の一部。
・・・・・などが要点です。
凹んだニキビ跡がたいらになる様子(図)
以前からの方法と、新しいレーザー機器を組み合わせて使うことにより、
凹んだニキビ跡に対する治療の幅が広がりました。
アキュテインというお薬
院長の野村です。
アキュテインという薬があります。ニキビに最も効果的な内服薬です。
量を減らして、皮脂のコントロールや毛穴治療にも用いられます。
当院には、時々、アキュテインの処方を希望して来院する患者様がいます。
聞けば、海外在住中に、主治医から処方され、
非常に効果があったので・・・、とのこと。
残念ながら、ニキビ治療後進国の日本では、認可されていません。
ニキビ治療、特に重症例では、欠かせないお薬なので、
当院では、正規の手続きをとって、アキュテインを輸入し、
患者様に処方しています。